<September 9>・あとがき。
←PREV | MainStory=MemoryBlood | Home





 <September 9>を読んでくださってありがとうございます。
 この作品は、我がHP一周年記念に書いたものです。

 突っ込まれる前に訂正しておく事が二つほど。
●「隕石落下型神話」という神話体系を、私は聞いた事がありません。確か「世界洪水型神話」とか「ヨナ型神話」というのはあったはず ですが。
●今でも暦は「セプテンバー・ナインス」と読みます。
 この二つはフィクションなんで、ご了承いただきたいと思います。
 あ〜安心した(笑)


 今回のテーマは、知らぬうちに「暗闇」とか「壁」になっていたので、それについて、あとがきがわりに書かせていただきます。
 私は暗いところがかなり苦手な子供だったんですが、最近はそうでもありません。環境のせいではないかと思います。
 というか、田舎の暗闇と都会の暗闇は違いすぎます。
 都会の薄ぼんやりした夜は(時々不気味に感じても)適度に突き放された感じで好きですし、田舎の闇夜はいまだに何か起こりそうで怖 い瞬間があります。いい大人がと笑われそうですが、こればっかりは仕方がない。多分一生、怖いままでしょう。そんな自分が嫌いじゃあ りませんが(苦笑)
 それと壁。
 私は怖がりなくせに、かくれんぼでは真っ先に押入れに逃げようとする子供でした(笑)
 薄いベニヤ板(?)でできた押入れの壁は、意外に薄くて、寄りかかったら壊して怒られそうだなとビクビクしていた覚えがあります(苦笑)
 そして、その壁の向こうから夕食を作っている気配を感じられたのが、暗さに怯えながらの私の楽しみだったと記憶しています。
 今はアパートの壁が薄くて、お隣様のあくびの声まで聞こえてしまいますが、まあそれも一興(笑)


 相変わらず、何を言いたいのかイマイチわからない短編を書いてしまったような気がしますが、自分的にはそこそこ楽しんで書けました 。
 どことなく切なくて柔らかな気分になっていただければ幸いです。

 2002/02/14 suzu3ne


2004/12/12 改訂版をアップしました。
 ご指導・ご声援をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。



←PREV | MainStory=MemoryBlood | Home

・web拍手導入しました。「この話おもしろいかも」と思ったらポチリとお願いします(別窓)
copyrights (c) 2001-2017 suzu3ne@CloudCollector'sVector(2CV) All rights reserved.