「カロリーハーフ」で「あとがき代わりに20の質問」
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あとがきがわり
・こちらからお借りしました→http://www.asahi-net.or.jp/~tz4a-izw/atogaki.htm
「いつか使わせていただけたらいいな〜」と思っていた質問です。次にあとがきの書ける機会が来るまで間が空きそうなので、今のうちに答えさせていただこうかと思いました。あとがきという名の言い訳にもちょうどよいかと……。
1 この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。
終わった……の? 終わったんだよね?
2 この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか?
2章の和政と尚起のやりとり。この二人はずっと前から設定だけはあったので、すんなり書けた感があります。
3 この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか?
5章と6章の酒上のパート。彼の過去の事件をどう書くか、尚起に教えるのかどうか、教えるならどんな風に教えるのか、そこら辺りでかなり迷いました。
酒上は「WINTERDANCE」の頃は堅苦しくて根暗な高校生だったんで、そのギャップもどうしようかと。
4 ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。
タイトルが決まってから書き始めたものなので、仮タイトルらしいものはなかったと思います。
コードネームは「CH」……まんまイニシャルです。
5 タイトルの由来(意味)は何ですか?
「カロリーハーフ=熱量半分=想いの熱さの半分だけを受け取った」
……自分、短編タイトル語呂合わせばっかりですね……。
6 この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか?
自サイトの2周年企画に。バレンタインの日に開設したんだから、一度はバレンタインネタを書いておこうと思って。
それと、自分は恋愛モノ苦手なんで、修行もかねて。
7 この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか?
作品というか、BGMにはお世話になりました(以下、主にお世話になった曲)
こむろてつや「WINTER DANCE」
あくせす「ホワイトライツ」「シェイクザサンライズ」「トロイズセブン」
すがしかお「青空」
きねなおと「青空」
おいかわみつひろ「モラリティー」「サンクチュアリ」「若さのカタルシス」「セックスの意味・意味のないセックス」
すくーでりあえれくとろ「Cry」「二つの涙」「二人のディータ」「Rockin'rollMissing」
ゆーひーず「Rain」
こんふゅーじょん「IF…」 その他多数。
8 これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。
上のBGMを再生する為に、各種音楽再生ソフト(ランダム&リピート機能つき)にはお世話になりました。
9 ボツにしたストーリー展開を教えてください。
・酒上が尚起の前に、いろいろな人の幻影を見せていじめる。
・酒上が尚起を起こす前に、和政が能力等で邪魔をする(それを霞が邪魔をする)
・6章で、尚起の心情と酒上と和政の部分をカット、直で霞のシーンが入って終わり。
10 プロット(思惑)どおりに進みましたか?
全然(涙)
予定通り進んでたら、今頃の時期にあとがきなんて書いてないです。
11 これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか?
やっぱり、尚起がチョコを半分に割った後「お前の気持ちの半分だけ受け取る」というシーンですかね。
個人的にはあのシーンのイメージから全て始まったことですし。
その割りに描写が淡白ですが(汗)
12 一番こだわったところはどこですか?
特にありませんが、強いてあげれば和政と霞の会話ですかね?
上司同士で部下の批評会をしてるイメージを書きたかったんですが……そのまま飲みにいっちゃう所も含めて。
13 一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。
・好き→佐々木和政
理由→私的にわかりやすい思考回路してる(笑) 行動もアクション系で場をつくりやすいし、間違ったことをしても「偽物だから」でごまかせる(ダメだろ)
・嫌い→二木霞
理由→「欠点の少ないスペシャリスト」という設定があるので、間違った行動&思考をとらせられない=慎重に書かざるを得ないから、書くのに勢いがなくなって辛くなる
14 実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。
・嬉しい→二木霞。とにかく頼りになりそうだ……。
・厭だ→酒上純。何考えてるかわからない上に変に頭の回転よくて、うるさくて、しかも表面で笑いながら心中で唐突に鬱になるから。和政に同情します。
15 この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。
言わせた台詞では
・和政→「ったく、能力者って奴は……だから能力者は嫌いなんだ。自分の力を信じすぎて、自分の体を磨こうとしねぇ」
・二木→「でも私は、あんたがそうやってあつくるしくてうざったくて迷惑な人間だって方が、〈死神カズマサ〉よりずっと気に入ってるんだ。いつまでもそうやって無駄な努力してるあんたの方が、同僚って気がするんだよ」
他二人は、言わせてない言葉で
・尚起→「お前だって、いつかは私を置いてどこかに消えてしまうんだ。どうせ私が必要なのは今だけで、結局口だけなんだ、そうだろ?」
・酒上→「結局、貴女は『眠り姫』なんですよ。自分の身をその『銀の壁』で作った城に隠し、誰か助けがくるのを待ち続けてる。貴女だけの『白馬の王子様』をね。……そしてこの私は、自分だけの『眠り姫』を探していた。わかりませんか? 私こそ、貴女の探してた人間で、貴女こそ、私の探してた人間なんですよ」
16 この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか?
おおありです。ただし『予定は未定』という名言が世の中にはありますので、油断はできません。
17 この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。
「尚起、これが今の私の気持ちの全てです。これが私の選んだ『一言』だ。
言葉では言いきれない、だから私は今日という特別な日の魔法を使います。このチョコレートの塊一つが、送り手の気持ちの全てを、時間を越えて代弁する――誰にでも使える、今日だけに許された魔法を、ね……」
会心といえるところが思いつかないんで、とりあえずクライマックスのここかな?
18 この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか?
書きたいといえば書きたいですね。番外編じゃなきゃ、もっとシンプルでもっと収まりよく書けたんじゃないかと思ってるので。
19 何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑)
後半に展開されてる酒上の記号論は、論理が破綻している上に基本的に詭弁なので、いらっしゃらないでしょうが本気に考えないでください。突っ込みも基本的に不可ですので(笑) お願いします。
20 最後に一言どうぞ!
ここを読んでくださっているということは、作品を読んでくださった方だと思います。まずは、最後まで読んでくださってありがとうございます(平身低頭)
企画ものとして書いた作品なので、不出来ながらも思い入れのある作品でしたが、読んでくださった方々にはどうだったでしょうか? 願わくば、読後一日ほどは記憶に残るぐらいの作品であってほしいと思っているのですが。
今後も精進させていただきますので、作品&サイトともども、これからもよろしくお願いします。
(「この作品面白いかも」と思ったらポチリとお願いします)
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